訪問診療アシスタントと診療ドライバーの違いは？

こんにちは、ロアちゃんです。

このページでは、「訪問診療アシスタント」と「診療ドライバー」の違いについて解説していきます。

これから訪問診療アシスタントや診療ドライバーとして働きたいと思っている方には特にお役に立てる情報が書いてありますので、ぜひ最後まで読んでください。

「訪問診療アシスタント」という名称について

訪問診療アシスタントという職業について興味を持って調べた方ならご存知かもしれませんが、訪問診療所によって、「訪問診療において医師を多方面でアシストする職業」の呼び方がバラバラです。

実は、「訪問診療アシスタント」という名前は、国や団体によって定められているものではありません。

そのため、異なる名前でも訪問診療アシスタントと同じような業務内容を扱っている場合があります。

例：訪問（在宅）診療助手、訪問（在宅）診療同行スタッフ、医療秘書、

　　PA（Physician Assistant）、メディカルサポーター、サポートスタッフ

このような名称の職業は、訪問診療アシスタントと近い仕事をしていることが多いです。

細かな業務は訪問診療所によって異なりますが、いずれの名称であっても「車を運転して医師を患者さんのおうちにお連れする業務」がたいてい含まれています。

そのほかに、物品の管理や診療補助、スケジュール管理の仕事などが任されていたりします。

訪問診療アシスタントの求人を探す場合は、見慣れない名称であっても、名称だけで判断せずに業務内容まで確認してみることをお勧めします。

訪問診療の求人を探すと、診療ドライバーのような運転手の求人もよく見られます。

名称に「ドライバー」や「運転手」というワードが使用されている場合は、「車を運転して医師を患者さんのおうちにお連れする業務」をメインとして扱い、それ以外の仕事を求めない求人であることが多いです。

医療業界で働きたいけど特に車の運転スキルをメインに活かしたい、といった方には診療ドライバーは非常にお勧めな職業です。

ただ中には、まずは運転業務からで、徐々に物品管理や診察補助を任せていく・・・といったようなステップアップを前提とした求人もありますので、こちらもドライバーといった名称だけで判断をしないよう注意が必要です。

上で軽く触れたように、この２つは似ているようで違う部分がいくつかあります。

上述したとおり、訪問診療アシスタントは幅広く医師のアシストを行うのに対し、診療ドライバーの業務は車の運転に特化している点が大きな違いとなります。

訪問診療アシスタントの業務内容はこちらのページに分かりやすくまとめてありますのでぜひご確認ください。

訪問診療アシスタントは、正社員としての採用が多いです。

一方で、診療ドライバーに関してはパートやアルバイトとしての採用も多く見られます。

そういった雇用形態の違いから、訪問診療アシスタントの方が全体的な福利厚生が充実している印象です。

また、訪問診療アシスタントはフルタイム勤務での求人がほとんどですが、診療ドライバーは午前のみ、午後のみといったフルタイムでないものも多くあり、診療が早く終わったら退勤可能といったような勤務形態で働く場合もあります。

訪問診療アシスタントの基本給の相場は、月収190,000円〜250,000円程度が一般的です。

各種手当てや賞与、固定残業代などを加味すると、かなりざっくりですが年収は300万円〜500万円くらいです。

実際の年収は、持っている資格やスキル、経験年数等によって大きく左右されます。

一方で、診療ドライバーの給与の相場は、時給1,000円〜1,500円程です。

正社員採用でないことがほとんどのため、賞与や手当てを考慮すると、収入は訪問診療アシスタントに比べてほとんどの場合少なくなってしまいます。

診療ドライバーの求人でこの相場以上の給与のものも見られますが、そういった求人の多くはドライバー以外の業務も含まれていたりするので、よく確認が必要です。

訪問診療アシスタントは、訪問診療所によって様々な名称で雇用されていますが、それらと「ドライバー」、「運転手」のワードが入った名称とは分けて考える必要があります。

訪問診療所で医師を全般的にアシストする仕事を探す場合は、求人サイトの検索には「訪問　診療　アシスタント」や「訪問　診療　助手」のように検索すると希望の求人を多く拾えると思います。

逆に、訪問診療所で運転のみ行う仕事を探す場合は、「訪問　診療　運転手」や「訪問　診療　ドライバー」と検索すると効率がいいです。

ただし、業務内容は求人内容をしっかり確認して、不明な点は迷わず問い合わせることが大切です。

皆様がこの記事を読んで、自分の求める仕事を見つけていただけたら嬉しいです。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

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